ひとつの屋外広告が まちの魅力を高める。 身近な存在として、まち全体の価値を高める。 最高のデザインをすることで、私たちの未来を変える。

第32回いしかわ広告景観賞入賞作品

 広告景観の善し悪しは、地域の生活や活動の営みが、いかに美しく元気で快適であるかを、素朴に問う指標ともなっています。近年優れたデザインの応募作品が多くなり、表現の多様さと感性の豊かさが見えます。

 公共部門知事賞である「学びの杜ののいちカレード」の自立型広告サインは、日本の伝統文化である折り紙から触発された造形デザインです。見る角度によって表情が変化し、白と赤の2色による強い色彩ながらも環境には圧迫感もなく、気持ちの良い刺激が、元気を誘います。民間部門知事賞は、「塗師岡仏壇店」の建築と屋外サインの一体的外観デザインです。伝統的感性を活かしながら現代的シンプルさを伴うグラフイックデザインが新鮮です。金沢市長賞の「一笑」は、町屋の和風民家サインです。シンプルで吟味された素材の活かし方が魅力的であり、優れた事例となっています。他にも多くの秀作が目を惹き、昼と夜の照明による表情の演出も、良くデザインされています。

 いずれも、建築とサインのバランスが、気持ちよい。ロゴデザインが優れている。建築とサインの色彩コントロールが巧みである。建築全体のメッセージが、象徴的でありハーモニーがあり物語をイメージしている。屋外サインそのものが、街中の参加型スポットとして話題づくりを担っている。等々の屋外サインの領域が、拡がっています。

 ますます広告景観が、街づくりの大切な領域として存在意義と役割が重くなっています。そして、地域の魅力をいかに創造するかが問われています。

             審査委員長 大場𠮷美(金沢学院大学名誉教授)

                 れる人々の感性と意識が、公民問わず地域の共有財産を創出するという認識の大切さです。暮らしている地域全体の魅力を、自分達の空間環境として具現化するとの強い信念を持ちたいと思います。

概要

│目的 石川県内の都市景観の向上と屋外広告物に対する県民の関心を高めることを目的とする。
│主催 いしかわ広告景観鑑賞実行委員会(石川県、金沢市、石川県屋外広告業協同組合)
│後援 石川県市長会、石川県町長会、石川県商工会議所連合会、石川県商工会連合会、(公社)石川県観光連盟、(一社)石川県建築士事務所協会、石川県中小企業団体中央会、(公財)石川県デザインセンター、石川県ビジュアルデザイン協会、(公財)いしかわまちづくり技術センター、(一社)日本屋外広告業団体連合会、石川県屋外広告士会(順不同)
│募集対象 過去3年間に石川県内に設置された屋外広告物。但し、はり紙、はり札、立看板等簡易なもの及び法令の規定により設置するものは除く。

■ バナー広告募集中 ■

バナー広告登録企業を募集しております。

ギャラリー

PAGETOP
Copyright © 石川県屋外広告業協同組合 All Rights Reserved.