本年も全県から数多くの数多くの優秀な作品があつまり、審査員一同、誇らしく思いました。
民間・公共部門共に、アイデンティテーを的確に訴求し、屋外広告物デザインのあるべき姿が見られます。
伝統的な事業所らしいなかにも現代的感性とシンプルな造形性、そして材質の的確な活用に好感が持たれました。また、普段から見慣れている自然素材の木肌を活かしながら、現代的サインデザインのおしゃれ感が、建物全体に軽快さを醸し出しています。他に、その地域のもつ独自性と役割を明確に認識され、ときには遊び心や活力ある大胆なデザインが地域の魅力を演出しています。
このように今回は、広告物全体が、施設を含めたトータルな視点から企画された秀作が多く、今後の景観づくりに、一つの方向性を示したものと思います。
審査員長 大場 吉美 (金沢学院大学教授)
概要
│目的 石川県内の都市景観の向上と屋外広告物に対する県民の関心を高めることを目的とする。
│主催 いしかわ広告景観鑑賞実行委員会(石川県、金沢市、石川県屋外広告業協同組合)
│後援 石川県市長会、石川県町長会、石川県商工会議所連合会、石川県商工会連合会、(公社)石川県観光連盟、(一社)石川県建築士事務所協会、石川県中小企業団体中央会、(公財)石川県デザインセンター、石川県ビジュアルデザイン協会、(公財)いしかわまちづくり技術センター、(一社)日本屋外広告業団体連合会、石川県屋外広告士会(順不同)
│募集対象 過去3年間に石川県内に設置された屋外広告物。但し、はり紙、はり札、立て看板等簡易なもの及び法令の規定により設置するものは除く。yue